リタイアして世界一周の旅ブログ

65歳にして、リタイア。それを機に思い切って世界一周の旅へ。年齢を経ても、世界一周の旅に出られるヒントになればと思います。

世界一周の旅 ペルー・リマ編 2

無事、チェックインしたわれわれは、少し休息を取って
リマ観光に出かけます。
とはいえ、翌日の朝には、標高3000mを超えるクスコに向かわねばならず
体力を温存するため、そんなに無理をすることができません。
そこで、在ペルーの日本人の方に案内を依頼しました。

ここに、依頼したわけですが、大正解でした。
リマから遠く離れた町からお越しいただき、要領よくリマを案内していただきました。
なにしろ、リマのタクシーはメーターがなく、料金交渉をしてから乗るという
システムで、とてもではありませんが、個人の観光では不可能に近いのです。
余程、スペイン語に堪能な方なら可能かもしれませんが。
それに、ホテルから中心部のアルマス広場までは、クルマで20分くらい。
公共交通もそんなに発達していないような雰囲気でした。
15時過ぎに、待ち合わせて、まず、西暦500年ごろに建築されたというワカ・プクヤーナ遺跡へ。町の真ん中にぽっかりと広大なピラミッドのような遺跡が広がっています。
インカからはるか昔の先住民の建築技術に驚かされます。

ワカ・プクヤ遺跡。中に入って見学できるツアーもあるようです


遺跡から、タクシーで、アルマス広場へ。リマの中心と言っていいかもしれません。
ちょうど、日曜日で、地元の人々と、観光客でごったがえしていました。
また、数多くの屋台が出ていて、活気があります。
しかし、地元の人たちはベンチに座って、何をするのでもなく、ぼーっと、日曜の夕方を楽しんでしるようでした。気づきましたが、スマホはあまり普及していない感じで、それが、かえっていい感じでした。ロコの日本人の方には、スマホの盗難が多いので、写真など撮る時は気を付けるように言われました。また、バッグは必ず、体の前へ。これは、南米で共通した盗難防止策です。
いずれにしても、気持ちのいい日曜日の夕方、少し、早めの夕食を取りました。
私は、白身魚の揚げたもの、家内は、ピーマンの肉詰めの、唐辛子版というか、でかい唐辛子に肉や野菜を詰めたものですが、結構、激辛でした。ガイドの方は、セビーチェを食べられましたが、これからの長旅を考え、遠慮しました。
あわだしいリマ観光でしたが、南米にきたなあ!と感じるには十分な体験でした。
ホテルに早めに戻り、バーで軽く一杯やって、さあ、翌日は、いよいよ、インカの古都・クスコへ出発です。(つづく)

アルマス広場。サン・フランシスコ教会

市庁舎


ピカロネス(ペルー版ドーナツ)屋台のおばちゃん

ピカロネス。材料はカモテ(ペルー原産サツマイモ)、カボチャの一種、小麦粉、卵の黄身などを混ぜ合わせたもので、少しスパイスの香りがします。ドーナツよりあっさりしていて美味。