リタイアして世界一周の旅ブログ

65歳にして、リタイア。それを機に思い切って世界一周の旅へ。年齢を経ても、世界一周の旅に出られるヒントになればと思います。

世界一周の旅 ワディラム砂漠・編

3月30日(土)のつづきです。
ペトラをあとにしたわれわれは、一路、ワディラム砂漠に向かいます。
2時間くらいで到着。4WDに乗り換えます。
映画『アラビアのロレンス』や新しいのでは、『オデッセイ』の
ロケ地にもなったここは、アタカマ砂漠が月とするなら
火星を思わせる、赤い砂漠が広がります(行ったことないけど)。

標高1700mくらいなので、砂丘を登るのにも息が切れます

岩山も多く、ロッククライミングの聖地でもあります

古代ナバデア王国の人々が残した壁画

ラクダにものりました。お尻フリフリ、歩くので、乗り心地は、まあ?って感じです。
30分くらいで、二人で米ドル44ドル(チップ込)。50ドル出したら、ちゃんと、ドルでお釣りをくれました。

ラクダ使い?のベドウィンのお兄さんと
後ろは、ベドウィンのキャンプで、お茶を出してくれました。

ガイドのララさんと。日本大好き女子。家内が、『王家の紋章』を読んで!と勧めたら
絶対、読みますと言ってました。どういう感想を持つのでしょう?

左が玄関。裏にはバスルーム。大きなコンプレッサーが空気を送り込みます。

外からは丸見えですが、ベッド周りはカーテンを引くことができます。

宿泊先は、「ワディラム・ナイト・ラグジュアリー・キャンプ」。
今まで、世界中で泊まったホテルの中で、一番、ユニークなホテルです。
宇宙基地を思わせる「部屋」は大きな風船を思わせます。
裏には、巨大なコンプレッサーがあって、空気を送り込んでいます。
扉は2重になっていて、空気が漏れないようになっています。
ちなみに、鍵はありません。ベッド周りは、カーテンがひかれるようになっていて
一応のプライバシーは保たれますし、エアコン完備!寒暖差の激しい砂漠では
ありがたいです。シャワーもあって、水量は少ないですが、ちゃんと熱いお湯が出ます。
なにより、ここの売りは、寝ながらにして、星空をながめることができること。
というか、星空の下で寝る気分です。しかし!寝る間際にはひどい砂嵐が吹き荒れ、「風船」が吹き飛ばされるのではないかと、思いました。もちろん、視界はゼロ( ノД`)シクシク…
夜中に、起きたとき、嵐は収まっていて、私、近眼なので、眼鏡をかけて、天井を仰いでみました。一面の星空!キーンとした静かさの中、なんだか、柄にもなく「宇宙の中の孤独」を感じて、しみじみしてしまいました。(つづく)