リタイアして世界一周の旅ブログ

65歳にして、リタイア。それを機に思い切って世界一周の旅へ。年齢を経ても、世界一周の旅に出られるヒントになればと思います。

世界一周の旅 エルサレム・編

4月2日(火)国境を無事通過したわれわれはエルサレムに向かいます。
この旅の中でも楽しみにしていた地ですので、期待はふくらみます。
国境から小一時間で、エルサレム。
まず、オリーブの丘からエルサレムの全景を。
この都市が城壁に囲まれた街であることが、よくわかります。
主の泣かれた教会→マリアの墓の教会→ゲッセマネの園などを巡り、城壁内に。
聖墳墓教会を訪れた頃から、ものすごい人混みで、
なぜか、みんなハイテンション。
聖なる場所で、そんなにはしゃいでいいの?と異教徒は思うのでした。
そんな混雑のせいで、イエスが十字架を背負った道はろくに見学できず。
しかし、道をはずれれば、やたら、静かな通りに出ます。
そこは、ユダヤ人区だったりします。
嘆きの壁は何故か大規模工事中。
しかも、時間の都合で遠くからしか望めませんでした。
なにしろ、ワンデーツアーですので、ガイドさんに頼んで、
コーヒー休憩だけで、昼食抜きで観光です。
それから、パレスチナ側のベツレヘムへ。
え?もう、パレスチナなの?というくらい、簡単に「入国」。
パレスチナ国旗や分断の壁、
バンクシーのウォールドオフホテルなどで、パレスチナを感じました。
それから、ベツレヘムのハイライト、降誕教会へ。
世界で一番古い教会と言われ、イエスが生まれた場所の上に建てられています。
教会の中のイエスの生まれた場所は地下にあるのですが
そこにに入る入口が狭い!ひどいときは、2,3時間待ちだとか。
我々はガイドの機転で、早く入れましたが、
ここでも、観光客がはしゃいで、自撮りなどしていました。
ガイドさんに、本当のクリスマスのお祝いはここだから
是非、また、来てね!と言われました。
私が、12月25日生まれなんですと言ったら、
なおさら、来てよ!と念押し(笑)
エルサレムは全体に、聖なる場所というより、
すっかり、観光地化されてる感じです。
緊迫感はまったく感じられず、女性兵士が単機関銃を持って、
仲間と談笑していたのを見かけたくらいでした。
しかし、ワンデーツアーではもったいない地です。
もし、次回があるならエルサレムに宿泊して
2日間くらいかけて、じっくり見て回りたいと思いました。
最後に、ガイドさんから、きみたちは、何か宗教を信じているの?
と聞かれましたが。「No」と答えたところ
「No religion is better」と。
真意はわかりませんが、
宗教対立の真っただ中にいる国の人の言葉として重かったです。(つづく)

オリーブの丘からエルサレムを望む

エルサレムの滅亡を予言した、主の泣かれた教会


ゲッセマネの園

聖墳墓教会

イエスの棺とされる

十字架から降ろされたイエスが香油を塗られた場所。
香油の匂いがします。

嘆きの壁。左が男性、右が女性用

細い道にはびっしり土産屋やカフェ、レストランが並んでいます

分断の壁

バンクシーがプロデュースしたウォールドオフホテル

降誕教会

教会の入り口。頭を垂れるため、低くしてあります

イエスの生まれた場所に入る入り口。
ともかく狭くて、ものすごい人人。
順番に並ぶということをしないから、団子状態です。

この奥がイエスのお生まれになったところ。あまりに狭くて
小柄な家内にもぐりこんで撮ってもらいましたが、なにもわかりませんね。